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  • 執筆者の写真中井咲希

男性にも介護脱毛は必要?意外なメリットとは

老後、自分が介護されることを想像したことはありますか?

これはなかなか想像できない方が多いです。


なぜなら、介護の現場はもちろんプライバシーにかなり配慮されています。


施設に自分の親がお世話になっていたとしても、どうやって排泄ケア(トイレ)が行われているのか、お風呂はどのように入っているか、など主な介護現場を見たことがある人は極少数なため、自分が介護受けている姿を想像できない方が多いのです。


その少数の中でみらい脱毛(介護脱毛)が大流行しているのです。

実際に両親の介護経験のある方が、排泄ケアする時に感じた不便さが介護脱毛を行うきっかけになったりすることが多いのです。



みらい脱毛(介護脱毛)とは

いざ介護を受けるとなった時に、アンダーヘアが長いと排泄時に不衛生になり、様々な肌トラブルを招く可能性があるので、アンダーヘアを脱毛して介護に備えておくことです。顔の毛を脱毛する方も今は増え、女性ならワキを脱毛する方もメジャーになってきました。


※当サロンでは「みらいに備えた脱毛」から介護脱毛を「みらいで脱毛」と呼んでいます。



これから介護脱毛が当たり前の世の中になる前に介護脱毛のメリットについてご紹介します。

介護脱毛(みらい脱毛)をする人が増えています。


実際に2015年には日経電子版で介護脱毛、介護美容脱毛について取り上げられています。

人口減少や少子化の影響もあり、2040年には恒例さや(65歳以上)の人が占める割合は35%にも増えると推定されています。超高齢化社会の日本でこれまで以上にお互いが支え合い快適に暮らすことを真剣に考える人が増えています。





脱毛することは自分の将来や、生き方の意思表示になります。


毛が長いと排泄時に不衛生になり、様々な肌トラブルを招く可能性が増えるとともに、介助に時間がかかるため介護者・要介護両者に精神的な負担がかかります。「自分が介護される立場になったら」と親の介護を経験して脱毛の必要性に気づく人が増えています。一方で40代以上の方がアンダーヘアを脱毛することへの抵抗が10代20代に比べて大きいかもしれませんが、脱毛することは自分の


将来や、生き方の意思表示にもなると私たちは考えています。また、もともと美意識が高い方や肌ケアに関心をお持ちの方が加齢の延長性上で施術をご検討される方も増えています。




介護脱毛は、自分のため

介護脱毛の主なメリット

・衛生的に良い

・肌トラブルの予防になる

・排泄介助がしやすい


介護脱毛すると衛生的に良い


介護施設では、入浴頻度入浴頻度は週に2回、つまり3ー4日に1回程度の入浴頻度が一般的です。そのためアンダーヘアがあると、下着の蒸れ、痒みや、雑菌が繁殖することで臭いの原因になったりし、不衛生になることがあります。アンダーヘアを処理し衛生的な状態を保ちやすくしておくのが重要になります。



介護脱毛で肌トラブルのリスクを軽減できる


想像できないと思いますが、オムツ着用での生活になると排泄時に、オムツの中で尿や便がアンダーヘアに絡まってしまいます。

アンダーヘアにこびりついた汚れは落ちにくく、そこからIAD(Incontinence Associated Dermatitis:失禁関連皮膚炎)を患うことも。

年齢を重ねるとやはり、皮膚のバリア機能が低下しているため、尿や便の接触から感染症になりやすくなっています。さらに一度肌トラブルを起こすと症状が長期化してしまう可能性もあります。介護脱毛をしておけば、アンダーヘアに排泄物は絡まりませんので、皮膚感染症の予防に大きく役立ちます。





排泄介助がしやすい


年齢を重ねるとオムツが必要になる、トイレには行けても拭き取りがうまくできなくなる、など排泄介助が必要になる方がいます。介護者に清拭を手伝ってもらったり、オムツ交換をしてもらうことになります。もしそうなったときに、毛がない分スムーズにでき、介護者の負担がかなり軽減されます。介護者の実感からすると8割ほど負担軽減になるそうです。一見これは介護する側にメリットがあるように思えますが、介護される方にとってはスムーズにオムツ交換できる分、相手に対する申し訳なさ・恥ずかしさが軽くなります。さらに、毛がないことで何度もゴシゴシ拭くうちに肌が傷つきただれてしまということもなくなり、介護を受ける側にとっても大きなメリットになり、介護を受ける側、する側がより快適に生活することができるのです。




男性の人気脱毛部位

1位 アンダーヘア


アンダーヘアはVIOで表します。

Vライン


毛量が多くショーツやオムツ内で、蒸れやすく臭いの原因ともなるため、完全に無毛にするまではいかなくとも減毛して少なくしおくことが望ましい









Iライン(性器の周辺)


排泄時に尿が付着しやすいためできるだけ脱毛しておくべき。玉や竿もIラインにあたる。










Oライン(肛門周辺)


肛門周辺のムダ毛は排泄物が付きやすく、こびり付くと剥がすのも大変なためできるだけ脱毛しておくべき。おしりの穴、肛門付近がOラインにあたる。









介護を受ける前提ならV・I・Oすべてのムダ毛を脱毛するのが、介護する側にとって1番負担が少ないです。しかし日本ではまだまだハイジニーナ(パイパン)が一般的とは言えないため、抵抗感がある方もいますよね。

当サロンでは、形を整える、減らすか、ハイジニーナから選ぶことができます。ハイジニーナとはもともと「衛生的」という意味です。ハイジニーナ脱毛がさす状態は、毛が全くない状態、つまりツルツルの状態を指します。


介護脱毛においてはVラインのみを残し、Iライン・Oラインはすべて脱毛してしまう方が多いです。Vラインもツルツルのハイジニーナの状態にすることが好まれますが、抵抗がある方は多いと思われます。ハイジニーナの状態にはせず、形を整えるだけでもメリットは得られます。



2位 ヒゲ脱毛


ヒゲのシェービングは厳密には理容師免許が必要になります。なので、介護職員がカミソリでヒゲを剃ることは法律に抵触するため行うことができません。歳をとってもヒゲは伸びてしまうので、毎日のシェービングがかかせなくなります。

なので、将来のためや、今現状でもヒゲ剃りが面倒な方など、男性の広い世代でヒゲの脱毛はブームなのです。

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